ジャイアンツを宜しく!

巨人ファンではない管理人のジャイアンツ観察記録

辛くも長嶋茂雄デーを勝利する

長嶋の名前を冠した試合は負けられないよな。


初回、プロ初先発らしい門別を捕えて4点を先制したジャイアンツ。

大山のホームランで1点を返されるが、その裏の攻撃でツーアウトから平凡なレフトフライをノイジーが落球。

相手のミスで掴んだチャンスを逃さずに、岡本がレフトスタンドに運ぶツーランで引き離す。


その後、6回に中野のホームランに糸原のタイムリーで2点。さらに、8回には大山にこの日2本目のソロホームランを浴びて6ー4と2点差まで詰め寄られる。


だが、その裏の攻撃で坂本が、この日3本目のヒットを放って出塁。

これが、長嶋茂雄に並ぶ通算186回目の猛打賞となった。


続く佐々木は、初球から送りバント。

打球はピッチャー前に転がり、加治屋はセカンドに送球。

普通に投げていればアウトだったと思うが、何と引っ掛けた模様で悪送球(笑)

門脇が2点タイムリーを放ち、貰ったチャンスを物にする。


最後は、大勢がマウンドに上がり、簡単に抑えて試合終了のはずが、ツーアウトを取った後に、近本、中野、森下に3連打を浴びて1点を失う。

さらに、肩を痛めたようでマウンドを降りる大勢。


大山に一発が出れば同点という場面だったが、泉が打ち取り辛くも逃げ切った。


点が欲しいところでタイムリーが出たのは良かった。

貰ったチャンスを逃さなかったのは収穫だろう。


だが、ノイジーと加治屋のミスがなければ負けていた可能性もあり、油断は大敵である。


VTRを見る限り、怪我をした様子はなかった大勢。

大事に至らなければと思っているが、痛がる素ぶりもなかったけどね。どうなることやら。


戸郷もイマイチだった。

テレビで、投手のボールに力がないとか分かるわけないと言う人がいるんだけど(笑)

そりゃ、バッターを介さなければ分からんが、普通は空振りを取れてるボールを簡単に当てられたり、詰まるはずのコースと球速のはずが、綺麗に弾き返されたりして分からないか?まあ、他にもあるけど自分で考えて。


戸郷は、ちょっとした勤続疲労だろうね。

休んで抜けるものじゃないらしいが、今シーズンの戸郷は、こういうピッチングが続くと思う。


大勢にも同じことが言えて、マヌケな監督に回跨ぎとか連投をルーキーの年にやられてから、明らかに変わったよね。


兎にも角にも、ジャイアンツ史上一番重要な人物の名前を冠した試合に勝てて良かったでしょう。



明日も頑張ってもらいましょうか。

ジリ貧からの脱出

ここまでの29試合と下降気味の現状を踏まえると、ジリ貧のチーム状況である。 

ジャイアンツも、昨日の敗戦で貯金を溶かし、セリーグで貯金があるのは阪神のみとなった。


貯金がない5チームは、どんぐりの背比べに見えるかもしれないが、徐々にチームが持っている『地力』の差が出てきたように見える。

先月21日にも書いたが、阪神タイガースの独走は既に始まっている。

余程のアクシデントがない限り、昨年の再現が濃厚だ。


巨人は、首脳陣が入れ替わったことで、一番上積みが望めると思ったが、色々と空転していることを考慮に入れても、まもなくBクラス転落するだろう。


Aクラスの残り2枠を争うのは、広島を筆頭にヤクルト→中日の順番か。


どうしても、優勝したいのなら、大幅な補強が必要。


長く続いたFAの乱獲の影響なのか知らないが、生え抜き育成を望む声を多く聞くが、俺は、そう思っていない。必要な補強なら、金ばら撒いても獲るべきだ。


余談だが、山川穂高のFAが騒がれたが、奴のソフバン入りは既定路線だった。

人的補償の面で一悶着あったが、移籍なら引退というか和田の決断も本人の自由だ。

あの件で、何が悪いって、事件そのもと、球団とファンに義理を欠いた山川の振る舞いだ。


書く必要がなかったので、今まで触れなかったが、俺はクラウンライターから西武になった時から、一貫して熱烈なライオンズファンだった。

ファン歴は40年以上になる。


ただ、流石に主力選手の流出が相次ぎ、面白かったパリーグも大きくパワーバランスが崩れ、我慢も限界となりセリーグに目を向けた(ジャイアンツは、その素材な)。

理想のチームは黄金時代のライオンズで、それを巨人に求めている部分はある。


余計な話を書いたが、必要なピースは構わず獲りに行くべきだ。


それが手っ取り早いと思うが、戦力にならない選手を獲っても逆効果。十分な調査をして欲しいし、補強は現実的ではない。


それでも、ジリ貧から這い上がる姿を見るのが楽しいのよ。

ちょっと八方塞がりな状況ではあるが、これからの巻き返しに期待するわ。



見せてみろ!

開始5分の惨劇とゲッツー直後の悲劇

GW最中の東京ドーム。地方から泊まりで観戦に来た人も多いと思うんだよ。

その人たちを前に、ちょっとなーという試合になってしまった。


オスナのスリーランな。時計見たら18時5分(アバウト)だった。

1番西川は初球を叩いてセンター前。

2番丸山には2球目を打ち返される。

たった3球でピンチを背負い、オスナにドッカーンとやられたわけだな。


今のジャイアンツには重い重い3点。


3回は、丸山にヒットで出塁される。

バッターボックスには、初回ホームランのオスナ。

しかし、奇跡的にショートゴロを打ってくれて併殺打。

普通は無得点に抑えるよ。


それがさ。


村上にど真ん中のストレートって、何のつもりだろう?

初球も危なかったが、いい球すぎて驚いたのか空振りしてくれた。

そのあと全てストレート。

赤星のボールって、そんなに強かったか?


打たれたボールは、コントロールミス。

内角低めに構えた岸田の要求通りに投げられず、ど真ん中に行っちゃった。


結局、1点も返せずに0ー4の完封負け。


誰も悪くない。

選手も監督もコーチも悪くない。

相手の力が上回っただけだ。



萩尾の判定。

セーフに見えたんだけど、リクエストで覆らないなら仕方ないか。


最後に一言。


岸田なんだけど、ミットをずらした後。戻す位置が分かりづらいと思うな。


あっあっあ!

村上への投球のインパクトが強すぎて忘れてたが、京本が良かったね。

開幕一軍と思ってたけど、完璧に仕上げてから上げたかったんだな。


次回からも期待!