ジャイアンツを宜しく!

巨人ファンではない管理人のジャイアンツ観察記録

はっきり言って、彼には荷が重いんだよ。

今日は他球場に行ってたので、帰宅してから試合を確認した。



前回の登板では7四球と悪い病気が出た高橋礼だが、その辺は修正してきた模様。


惜しむらくは3回の投球だ。


俺の見間違いでなけば、小林の要求は外角低め。投げたボールは真ん中高め。

そのボールを近本にライトスタンドに運ばれた。

ここで、終わればドンマイで済んだのだが、続く中野にも甘い球をセンター前に運ばれて、さらに佐藤輝明の3球目にワイルドピッチ。


うーん…逆玉だったか?

だとしても、あれは捕ってやらないとなー。礼にとっては決め球の一つであるシンカーだ。

あれを捕ってくれないのか?と思い込んでしまったら、今後に影響する。


その後逸で、中野は二塁に進塁し、佐藤にタイムリーを打たれて、3点目を与えてしまった。


結果論だが、この1点が決勝点。


打線の方は、9安打で2点しか獲れなかったので、まあ情けない打線というのは間違いではない。


チームが、こういう状態の時にキャプテンであり、4番を任された岡本に、流れを呼び込む一打を期待したいが、彼には荷が重い。


ご存知のように、ピンチになっても自分からピッチャーに駆け寄り声を掛けるなんて事はしない。

キャプテンシーなど全く持ち合わせていない。


プライベートでは、戸郷あたりに100万以上するエルメスのスーツをプレゼントしてるようだが、そんなことより、試合中にチームやチームメイトを思いやる気持ちを行動で示して欲しいな。


色々と振る舞いを見ていると、チーム<個人というのが垣間見える。

自分がスランプに陥ると、イラついているのが伝わってくる。そんな奴に、試合・シーズンの流れを呼び込む一打など期待する方が悪い。


この辺が、ヤクルトの村上宗隆と大きく異なる点。

贔屓目に言って、性能が同じだとしても、この差で村上の方が遥かに上。


苦言しか呈してないが、5回の点の取り方は良かったと思うよ。


6番梶谷から始まる攻撃。貧打のチーム事情の中で、弱い方に向かっていく打順だが、梶谷・小林の連打でノーアウト1、3塁のチャンスを掴む。


そこで、門脇のセーフティスクイズと、要らぬと言われている長野のタイムリーで2点を返した。


もしかして勘違いされてるかもしれんが、俺はバントが嫌いである。

だが、必要な戦略というのも理解している。


なかなか得点力が上がらない状況の中で、セーフティは悪くない。


今日の試合は落としたが、阪神相手に勝ち越したので、この3連戦は上々と捉えた方がお利口さん。

セパ共に8回裏に悔しい思いをした男が殊勲打を放つという偶然

延長戦に突入した10回裏。8回に悔しい思いをした男が放った一撃はセンターへ抜けた。

思わず叫んでしまった。


お前が必要だ・・外崎修汰!!


延長戦15連敗中のライオンズが、宿敵ソフバン相手にサヨナラ勝ちを収めた。

久しぶりに、テレビの前で吠えたよ。


そして歌った。この歌を。



「地平を駈ける獅子を見た(40thバージョン)」応援動画


すっかり気分を良くして東京ドームに向かった。



いきなり一回裏の攻撃で山場がきた。

ワンアウトから佐々木がセンター前ヒットで出塁すると、続く吉川が右中間を抜けようかというヒットを放つ。

ライトの森下はスライディングしながらキャッチしたので、送球まで少し手間取った。


一塁ランナーの佐々木は、悠々ホームインするはずなのに、意外と楽にホームで刺された。


えーーーーー!と声が出たプレー。


初回のチャンスをモノに出来なかったジャイアンツは、7回まで西に抑えられ、4回に昨日チョンボをやらかしたノイジーにタイムリーを打たれ敗色濃厚な試合展開だった。


ところが、8回にマウンドに上がった岩崎を捕らえ同点に追いつく。

さらに、阪神のキャッチャー坂本の悪送球も重なり、ツーアウトながら1、3塁のチャンス!

しかし、ここで吉川がキャッチャーへのファールフライに倒れ逆転はならなかった。


阪神はけん制アウトを2回もやらかす拙い攻め。

特に、勝ち越しのランナーとして代走で出場した植田が、けん制に引っ掛かり走塁死したのは致命的。


攻撃のミスは守りにも影響。

ワンアウトを獲った直後に、代打の萩尾にストレートのフォアボール。

そこから、丸・長野の連続ヒットで満塁とし、8回のチャンスで凡退した吉川尚輝がセンター前ヒットを放ちサヨナラ勝ち。






勝利監督インタビューで、阿部監督は吉川を褒めてちぎることはしなかったが、彼に対する期待の大きさが伝わるコメントをした。


ジャイアンツは、今日の勝利でカード勝ち越しを決め、Bクラス転落どころか首位に肉薄した。


お前が必要だ・・吉川尚輝!


べルーナドームでは、8回に外崎の悪送球で同点に追いつかれたが、10回裏の攻撃で外崎自身がサヨナラのタイムリーを放った。


東京ドームでは、8回のチャンスで凡退した吉川が、同じく10回裏にサヨナラヒットを放った。


この偶然が俺を喜ばせた。


東京ドームの現地観戦で、ジャイアンツが勝利するのは初めてではないが、試合が終わるとすぐに席を立った。

今日は、余韻に浸ったわけではないが、しばらく座席に残っていた。

そのお陰で、たぶん初めて闘魂こめての二番を聴いた。



闘魂こめて 〜読売巨人軍球団歌〜


3タテは響きがいい。

明日も期待しよう。

辛くも長嶋茂雄デーを勝利する

長嶋の名前を冠した試合は負けられないよな。


初回、プロ初先発らしい門別を捕えて4点を先制したジャイアンツ。

大山のホームランで1点を返されるが、その裏の攻撃でツーアウトから平凡なレフトフライをノイジーが落球。

相手のミスで掴んだチャンスを逃さずに、岡本がレフトスタンドに運ぶツーランで引き離す。


その後、6回に中野のホームランに糸原のタイムリーで2点。さらに、8回には大山にこの日2本目のソロホームランを浴びて6ー4と2点差まで詰め寄られる。


だが、その裏の攻撃で坂本が、この日3本目のヒットを放って出塁。

これが、長嶋茂雄に並ぶ通算186回目の猛打賞となった。


続く佐々木は、初球から送りバント。

打球はピッチャー前に転がり、加治屋はセカンドに送球。

普通に投げていればアウトだったと思うが、何と引っ掛けた模様で悪送球(笑)

門脇が2点タイムリーを放ち、貰ったチャンスを物にする。


最後は、大勢がマウンドに上がり、簡単に抑えて試合終了のはずが、ツーアウトを取った後に、近本、中野、森下に3連打を浴びて1点を失う。

さらに、肩を痛めたようでマウンドを降りる大勢。


大山に一発が出れば同点という場面だったが、泉が打ち取り辛くも逃げ切った。


点が欲しいところでタイムリーが出たのは良かった。

貰ったチャンスを逃さなかったのは収穫だろう。


だが、ノイジーと加治屋のミスがなければ負けていた可能性もあり、油断は大敵である。


VTRを見る限り、怪我をした様子はなかった大勢。

大事に至らなければと思っているが、痛がる素ぶりもなかったけどね。どうなることやら。


戸郷もイマイチだった。

テレビで、投手のボールに力がないとか分かるわけないと言う人がいるんだけど(笑)

そりゃ、バッターを介さなければ分からんが、普通は空振りを取れてるボールを簡単に当てられたり、詰まるはずのコースと球速のはずが、綺麗に弾き返されたりして分からないか?まあ、他にもあるけど自分で考えて。


戸郷は、ちょっとした勤続疲労だろうね。

休んで抜けるものじゃないらしいが、今シーズンの戸郷は、こういうピッチングが続くと思う。


大勢にも同じことが言えて、マヌケな監督に回跨ぎとか連投をルーキーの年にやられてから、明らかに変わったよね。


兎にも角にも、ジャイアンツ史上一番重要な人物の名前を冠した試合に勝てて良かったでしょう。



明日も頑張ってもらいましょうか。