ジャイアンツを宜しく!

巨人ファンではない管理人のジャイアンツ観察記録

開幕前夜 セリーグ順位予想

色々と多忙で、書きかけの記事はあるんだけど、公開するに至らず。

気が付けば開幕前夜。明日からペナントレースが始まる。

せめて、短文でもセリーグ6球団に対するコメントと順位予想をしてみようと思う。



⭐︎中日ドラゴンズ(2023年6位)


高橋宏人がファームで調整という話しを聞いたが、あの投手陣を考えれば最下位に沈むチームではない。


だが、昨年に比べて大きな上積みは感じられない。

中田翔の加入で、得点力が上がるという希望はあるが、シーズン通して中田が出場出来るか?と言えば疑問である。



⭐︎東京ヤクルトスワローズ(2023年5位)


打線は塩見が戻ったようだし、オスナとサンタナが健在ならば村上宗隆もホームラン王を獲る可能性は高い。

さらに、山田哲人が復活すれば、かなり強力な打線となるだろう。


それでも、あまりに投手力が不足している。

先発の頭数は揃っているのか?

やはり、野球はまず投手力。ここを整えないことには明るい話しは出来ない。



⭐︎読売ジャイアンツ(2023年4位)


3年連続リーグ優勝から遠ざかっているが、側から見ても、その3年間は異常だった。

チームとして全く機能していなかったし、全権の手のひらでコロコロと転がされていた。


監督もチーム編成も大きく変わった。

戦力がズバ抜けて良いか?と言えばそうではないが、シーズンを戦えるものは持っているはず。


お荷物になりかけていたオドーアの退団で、力のある選手をスタメンで使ってもらえそうだ。

レベルが高いか?と言えば疑問が残るが、熾烈と言えば熾烈な外野手争いも見もの。


坂本・岡本が中心選手として結果を出すというのは必須だが、ルーキーの佐々木に勝負できる土俵に上がった松原の台頭を激しく希望。


不安点は、戸郷と大勢。

戸郷は調整が遅れているようだし、大勢には一年目のようなキレを感じない。

エースとクローザーが不安定だと見通しは暗い。


慎之助の監督としての器量は未知ではあるが、彼が目指している野球を実行できれば優勝争いは可能。

監督が代わっただけで、大きく変化したチームもあるので、巨人もそこに到達して貰いたい。



⭐︎横浜DeNAベイスターズ(2023年3位)


スーパールーキー度会の入団で、さらに強力になった打線。

ただねぇ。バウアーと今永の離脱の穴は埋められないでしょ。

セリーグを盛り上がる存在にはなると思うが、度会を起点とした打線が、どごまで投手陣の穴を埋められるか?というのがポイント。



⭐︎広島東洋カープ(2023年2位)


佐々岡から新井に代わり、大きな飛躍を遂げた昨シーズンだが、カープファンには申し訳ないが出来過ぎ感が強い。

それに大きく貢献したのがジャイアンツで、17勝9敗と貯金の大半を巨人から稼いでいる。

この貯金が減れば、自ずと順位は下がるだろう。


また、西川龍馬の穴は大きく感じる。



⭐︎阪神タイガース(2023年1位)


カープ以上に監督交代で好転したチーム。

『四球はヒットと同等の評価』と宣言したのが何よりのファインプレーだ。


四球もヒットも出塁するという観点から見れば同じという考えは以前からあるが、それを実行に移したチームはなかった(知らんけど)。


いくら理論で同じと言っても、四球を多く選んで出塁したところで、選手の評価は上がらない。

そこを監督が『同等の評価』と言ったことで、選手も積極的に四球を選ぶようになった。

チームの出塁率も上がり、盗塁などの機動力も活きた。


昨年は貯金32で独走。5チーム全てから勝ち越して完全優勝。

それに最も貢献したのがジャイアンツで、18勝6敗1分と12も貯金を稼いでいる。


ただね。カープ同様に出来すぎ感はある。

現役ドラフトでホークスから移籍してきた大竹は12勝2敗と一人で10も勝ち越し、防御率も2.26と一変した。

この大竹が昨年と同等の成績を残すことが出来るのか?というのがペナントの行方を左右すると思っている。

さらに、伊藤将司がオープン戦で悪すぎたのも懸念材料。



と言うことで、結論を出しておこう。


1位 読売ジャイアンツ

2位 阪神タイガース

3位 横浜ベイスターズ

4位 中日ドラゴンズ

5位 広島東洋カープ

6位 東京ヤクルトスワローズ


贔屓目ぬきで、優勝はジャイアンツとした。

前回書いたように、巨人単体で考えると厳しいと言うのは変わらないが、他チームと比較した時に、一番上がり目がある。



以上で終わるが、この開幕シリーズは予定が詰まっていて、リアルタイムでテレビ観戦もできない。